福島原発事故によって、計画的避難区域に指定されているところで
飼育されていた牛を、全国24都道府県が受け入れることになった。
牛は、肉牛と乳牛によって扱いが変わるようだが、基本的に殺処分には
ならずに、食肉として流通することになりそうである。
放射性物質による汚染が心配される地域であるだけに、この受入で、
全く違う都道府県でも、その心配をせざるを得なくなったのは
消費者としては非常に嫌なところである。
東日本の各県の農産物、水産物、畜産物から、基準値内とはいえ、
放射線が検出されたことを受け、政府はひたすら安全である、
直ちに健康に影響をおよぼすことはない、と連呼していた。
安全であると認識しているからこそ、今回のような処置がとられると
思うのだが、本当にそうなのか、特に子どもに食べさせてもいいのか、
とても気がかりなところであるのだ。
風評被害などではなく、実際に健康に害があるのであれば、これらの
牛は殺処分をすべきものであり、間違っても流通させてはいけない。
どうも今までの政府の対応を見る限り、きちんと吟味した上で
決定したように思えないので、できるだけ口にしないように
したいところなのだが、受け入れ先の県がわからないと、
そういった自衛手段さえとれない。